「愚者のエンドロール」を読んだ感想 / 米澤穂信

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「愚者のエンドロール」を読んだ感想 / 米澤穂信

2011年5月26日 09:38 / カテゴリ:[ 米澤穂信 ]
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「折木さん、わたしとても気になります」
文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。
その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。
誰が彼を殺したのか?その方法は?
だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。
続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!
さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。

愚者のエンドロール (角川文庫)

  • 著者/訳者:米澤 穂信
  • 出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2002-07-31 )
  • 文庫:254 ページ
  • ISBN-10 : 404427102X
  • ISBN-13 : 9784044271022
  • 定価:¥ 560

氷菓の続編にあたる第2作目です。

今回は人が殺される事は殺されるのですが、
映画の中でです。

そしてその犯人は誰だ?
という事で話が進んでいくのですが、

まだこのシリーズを読むのも2作目だったので、


「映画のように実際に殺人が起こってどうのこうの・・・」

と勝手に思っていたら、
それは丸っきり違って、
やはり映画の中で起きた事件を解決するお話でした。

どうも凄惨なシーンの小説を何冊も読んだせいか、
変な謎解きをしようとしてしまう傾向にあるようです。

私は樋口有介さん、辻村深月さんといった作家の、
学園もののミステリーが大好きなので、
このような作品に魅かれます。

あとは、登場人物が魅力的なのも大きいですね。

その魅力的な人物たちが作品が進むごとに、
エピソードを加え、さらに魅力的になっていくのが
シリーズ物の醍醐味だと思っています。

特にこのシリーズでは4人全てが特徴的で良いです。

主人公は今回も望まない謎解きに最初はしぶしぶ加わるのですが、
終わりの方では乗り気になっているあたりも読んでいて面白かったです。

 

自己評価


★★★★☆

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