「四畳半神話大系」を読んだ感想 / 森見登美彦

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「四畳半神話大系」を読んだ感想 / 森見登美彦

2009年4月18日 01:16 / カテゴリ:[ 森見登美彦 ]
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私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。 

四畳半神話大系 (角川文庫)

  • 著者/訳者:森見 登美彦
  • 出版社:角川書店( 2008-03-25 )
  • 文庫:405 ページ
  • ISBN-10 : 404387801X
  • ISBN-13 : 9784043878017
  • 定価:¥ 700

森見さんの小説で一番最初に読んだのが四畳半神話大系でした。

友人が先に読んで面白いという感想を書いていたので、

「どれどれ、どんなものだろう」

と興味を持ちました。

森見さんの小説の主人公はモテナイ男、
京都の大学生がキーワードのようですね。

この作品は主人公が大学入学の際に、
どのサークルを選ぶかでその後が4つ変わる形式を取ってます。

 

どのサークルに入っても出てくる主要人物はほとんど変わりませんが、
私のお気に入りの登場人物は小津。

どのキャラもかなりのインパクトを持ってるのですが、
この男の個性はどの小説にも出てこない圧倒的な存在感があります。

出来ることならこの男を主役とした
番外編も読んでみたいと思いました。

話がメチャクチャになるかもしれませんが。

四畳半神話大系の感想です。

この主人公の見る世界から、
現実は自分の思い通りにはならなく、
結局なるようにしかならない・・・。

みたいな事が伝わってくる辺りが
アホな物語(誉め言葉です)なのにとてもリアルだなあと感じました。

 

例えば自分が凄く気にしてることでも
他の人からしたらどうでも良い事だったり、
どんなに努力しても報われない結果など・・・。

そのような事を積み重ねながら
時間が経過する人生というものを物語から感じるような気がしました。

 

文体のせいなのか文学的だなと思うのが
森見さんの特色なのだと思います。

思わず笑ってしまうセリフなど、
遊び心もあって良いですね。

ただこの感想を書く前に読んでしまったので、
書いてしまいますが、
「夜は短し歩けよ乙女」の方が面白かったです。

森見さんの代表作と呼べる作品なので、
最初に何を読もうか迷ったらそちらの方ですね。

 

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