「少女七竈と七人の可愛そうな大人」を読んだ感想/桜庭一樹

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「少女七竈と七人の可愛そうな大人」を読んだ感想/桜庭一樹

2009年3月14日 07:43 / カテゴリ:[ 桜庭一樹 ]
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「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」川村七竈は、群がる男達を軽蔑し、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友として孤高の青春を送っていた。だが、可愛そうな大人たちは彼女を放っておいてくれない。実父を名乗る東堂、芸能マネージャーの梅木、そして出奔を繰り返す母の優奈―― 誰もが七竈に、抱えきれない何かを置いてゆく。そんな中、雪風と七竈の間柄にも変化が―― 雪の街旭川を舞台に繰り広げられる、痛切でやさしい愛の物語。

少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫)

  • 著者/訳者:桜庭 一樹
  • 出版社:角川グループパブリッシング( 2009-03-25 )
  • 文庫:285 ページ
  • ISBN-10 : 404428105X
  • ISBN-13 : 9784044281052
  • 定価:¥ 540

誰もが振り返るような美少女でありながら、
趣味は鉄道模型と幼馴染みの雪風(男性)のみを
自分の世界として高校時代を過ごして行く変わった少女の物語。

 

冒頭部分から少し変わっていて、
ます主人公の母親の物語から始まります。

そして自分の出生から
雪風の家族の事に話が進むと
主人公の七竈は一つの事に気づいてしまいます。

 

主な登場人物は七竈、雪風の二人ですが、
その他に引退した警察犬(これがまた良い味をだしてるんですよ)
おじいさん、母親、雪風の家族、学校の先生、後輩達が、

その独特の世界観の話で
最後まで全然飽きさせずに楽しませてくれます。

 

桜庭一樹さんの小説読むのは
この「少女七竈と七人の可愛そうな大人  」が最初だったのですが、
どの作品も世界観が他の作者にはない独特な雰囲気を持っていて好きです。

まあそんな事を言ったら他の作家さんも
みんな自分の世界観を持ってるのですが。

文章にはし難いのですが、
まず登場人物の個性が凄くて大概変人です。

「こんな奴その辺にいないだろう」

という人達が普通に出てきます。

そして変人なのですが、
思春期の頃特有の、誰でも経験のある、
今思い出すとどうでも良いような事にこだわりを持ったり、
色んな事を考えたりする辺りに共感していまいます。

私は思春期の頃、学生時代が全然自分の思い通りにならなかったので、
青春時代の話にめっぽう弱いです。

だからそういう所の書き方も含め、
桜庭一樹さんは好きな作者の1人です。

P:S

名前だけだと男性だと思ってしまいますが、
綺麗な女性の方だったりします。

 


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